世界からの評価も高いジャパニーズウイスキー「響」。購入できないわけではありませんが、定価を上回る価格帯で流通していることも多く、手に入らないウイスキーとも言われています。
今回は、サントリーの代表銘柄「響」の愛される理由からラインナップまでご紹介していきましょう!
「響」とは?
出典:楽天
「響」は、サントリーが製造・販売を手掛けるブレンデッドウイスキーです。サントリーの創業者である鳥井信治郎さんの次男、佐治敬三さんが二代目マスターブレンダーをつとめ、「響」を生み出しました。
サントリーが所有する3つの蒸溜所(山崎蒸溜所・白州蒸溜所・知多蒸溜所)の多彩な原酒たちがブレンドされていて、世界からの評価も高いブランドです。
発売は、サントリーの創業90周年を迎えた1989年。35年以上経った現在も、複雑かつ繊細な香味と飲みやすさで、国内外問わず大人気です。
「響」に込められた思い
「響」という名には、サントリーの企業理念が込められています。
“人と自然と響きあう”
自然と共生、世界中の人々に喜ばれるウイスキーをつくること、まさにこの理念を形にしようと始まった試みだったんだそう。
今まで培ってきた技術で、蒸溜所それぞれの個性を見事に調和させ、「響」が完成したのですね。
「響」が人気な理由

「響」が人気な理由は、味わいはもちろん、サントリーのこだわりやコンセプトといったブランド力もあります。ここでは大きく3つご紹介しましょう。
24面カットのデキャンタボトル
「響」といえば、特徴的なボトルデザインが魅力のひとつです。これは、サントリーが描く“時”の象徴。1日を刻む24時間、四季を刻む24節気がコンセプトになっています。
長い“時”をかけてつくられるウイスキー、そしてサントリーのウイスキーづくりの歴史の長さをも感じられますね。そして何より美しい!!
ボトルの製造技術も、日本が誇るべきこと!「響」の繊細で美しいボトルも、海外人気の理由のひとつとも言えるのかもしれません。
コラボレーションシリーズ
「響」のスタンダードボトルには和紙ラベルが装飾されていて、日本らしさが詰まったデザインで仕上げられています。しかし、実はコラボレーションボトルもたくさんあるんです。
人間国宝が手掛けたボトル、有田焼・九谷焼の陶磁器ボトル、そして意匠シリーズ。日本の伝統や技術を詰め込んだ、味わいだけでなく見た目の美しさも含めて「響」なんだということが伝わってきますよね。
眺めているだけでも幸せになれる、コレクションしたくなる、これもまた「響」の魅力なのです。
世界的な受賞歴
見た目のデザインまでこだわる「響」の味わいは、もちろん世界から高い評価を得ています。2004年から世界的に権威のある品評会で受賞し続けていて、世界に名が広まったのも、この品評会での結果からです。
ジャパニーズウイスキーの繊細な味わいが高く評価されるようになってから、日本のウイスキー業界は大きく変わっていきました。「響」だけでなくその他多くのブランドたちも注目されるようになり、生産が追いつかなくなるほど。
長い年月をかけてつくられるウイスキーは、すぐに生産量を増やすことができず、終売してしまった銘柄も多いんです…
特に年数表記のあるものは、生産数も少なく即完売というケースもあり、手に入れたい人が世界中に溢れているのです。
「響」の種類
①響 JAPANESE HARMONY(ジャパニーズハーモニー)
ジャパニーズハーモニーは、「響」シリーズの定番ボトル。華やかでやわらかく美しい、繊細なハーモニーが楽しめます。口当たりがよく、飲みやすさがとても上品。
ジャパニーズハーモニーは手に入らないということはなく流通量も多いですが、定価を上回ります。購入という方法だけではなく、居酒屋やバーにも置いてあることがあるので、ちょっと贅沢に試してみるのもいいでしょう。
ちなみにsakecocoが初めて飲んだのは、白州蒸溜所内のテイスティングバーですよ★
希望小売価格:8,000円(税別)
②響 21年
「響 21年」は、贅沢なサントリー原酒のハーモニー!しっかりとしたコクと奥深さ、そして上品な甘さ。酒齢21年以上の原酒たちすべてのバランスがととのい、数ある受賞歴がその味わいの完成度を証明しています。
ボトルは定価を上回る価格でなかなか簡単に購入できる金額ではありませんが、こちらもバーなどでご褒美に一杯、なんてのもありですよ!お財布に余裕がある方はぜひ手に入れてみて下さい!
希望小売価格:61,000円(税別)
③響 30年
貴重すぎる一本、「響 30年」。超長期熟成樽から酒齢30年以上の原酒たちを手作業で丁寧にブレンドしています。生産は年間わずか1000本という、まさに贅沢の極み。
到底手が出せる金額ではありません… sakecocoももちろん飲んだことありません…いつかは飲んでみたい!憧れのジャパニーズブレンデッドウイスキー!
希望小売価格:415,000円(税別)
④響 BLENDER’S CHOICE(ブレンダーズチョイス)
現在は終売してしまった「響 17年」の後継ウイスキーなどとも言われている、ワイン樽後熟原酒が特徴のブレンダーズチョイス。「響」らしい華やかさにフルーティーな香りや酸味も加わり、ほろ苦い余韻が続きます。
元々は料飲店様向けに開発した商品で、一般流通はかなり少ない希少な銘柄ですが、2026年現在、ネットでは定価と大きく変わらない価格で購入できる可能性が高いです!
希望小売価格:16,000円(税別)
⑤響 BLOSSOM HARMONY(ブロッサムハーモニー)
2021年から毎年数量限定発売される、「響 ブロッサムハーモニー」。抽選が行われるのは春で、桜樽で後熟させた原酒がブレンドされていることが特徴です。
限定販売ということだけでなく、毎年変わるボトルデザインも魅力で、コレクターからも人気が高いシリーズです!過去に販売されたラインナップもネットで購入可能です。
希望小売価格(2026):14,300円(税込)
⑥響 17年
サントリーの創業90周年を記念した1989年に「響」はリリースされました。その初のリリースはこの17年だったんです。円熟した深みと上品な味わいは、人気を博しました。
受賞歴も数多く、国内外から高い評価を受けていた「響 17年」ですが、十分な原酒を確保できないことから、2018年9月以降休売しています。
そのため非常に希少な銘柄で、流通価格も当時の希望小売価格を大きく上回ります。再販されることを願う人々は非常に多いでしょうね…
希望小売価格(販売当時):12,000円(税別)
まとめ
今回は、日本が誇る最高峰のブレンデッドウイスキー「響」についてご紹介しました!
ひとことに「響」といってもラインナップは豊富。和や四季を感じさせるボトルやラベル、コラボレーションシリーズなども、日本らしさが詰まった魅力的なウイスキーです。
3つの蒸溜所の多彩な原酒たちのハーモニーをぜひ試してみて下さいね!


