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ワイルドターキーとは?味わいや種類、魅力を解説!

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引用元:UnsplashLuwadlin Bosmanが撮影した写真

ラベルに描かれた七面鳥が印象的なワイルドターキー。店頭でもよく見かけることがあるのではないでしょうか。

人気が高く定番のバーボンとしても有名ですが、一体どんな味わいなのか、どんな種類があるのか気になる方も多いでしょう。

今回は、ワイルドターキーについてご紹介します!

ワイルドターキーとは?

ワイルドターキーは、アメリカンウイスキーを代表する銘柄で、力強くパンチのある味わいが特徴です。

アメリカのケンタッキー州で生産、かつトウモロコシが主原料のバーボンウイスキーに分類され、多くの愛好家から絶大な支持を得ています。

非常に知名度も高く人気がある商品で、価格も手頃なため日本でもよく見かける銘柄。トウモロコシ由来の甘さとスパイシーさのバランスがクセになる、王道のバーボンと言えるでしょう。

引用元:Unsplashrafa espadaが撮影した写真

ワイルドターキーが造られるワイルドターキー蒸溜所は、現在ケンタッキー州ローレンスバーグにあります。

度々オーナーが変わっていますが、創業は1869年、リッピー蒸溜所から始まりました。トーマス・リッピー氏率いる家族経営の蒸溜所で、製造するバーボンはケンタッキー州代表となるほどでした。

この蒸溜所は、一度トーマス氏の手から離れたものの、1905年に息子が買い戻すことに成功します。

アメリカで施行された禁酒法により多くの蒸溜所が廃業に追い込まれる時代もありましたが、リッピー蒸溜所はその厳しい状況を乗り越え、生き残り続けました。

そして1940年、ワイルドターキーがついに生まれます。

当時のオーナーが野生の七面鳥の狩りに出かけた際、友人たちにバーボンを振る舞ったところ、そのバーボンが好評を博し、仲間の一人が七面鳥にちなんで「ワイルドターキー」と名付けたんだそう。

1954年には、現在のマスターディスティラーであるジミー・ラッセル氏が加わり、リッピー兄弟から引き継いだ技術とブランドを確かなものにしていきます。

現在は、ジミー氏率いるラッセル・ファミリーが3世代で伝統のあるバーボン造りを行っています。

引用元:UnsplashOurWhisky Foundationが撮影した写真

ワイルドターキーは、昔と変わらず現在も愛され続ける銘柄です。

なぜ人気があるのか、ここでは2つの理由をご紹介しましょう。

大統領が愛したバーボン

ワイルドターキーは、歴代のアメリカ大統領に愛されたバーボンとしても知られています。アイゼンハワー氏、ルーズヴェルト氏、クーリッジ氏、ジョン・F・ケネディ氏など、名だたる大統領たちが、このワイルドターキーを飲んでいたようです。

アイゼンハワー氏が好きなウイスキーとして名が広まったとも言われています。

さらにワイルドターキーは、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)で最高金賞や金賞、殿堂入りまで果たす種類もあるほど、多くの受賞歴があります。

日本人の味覚にも合う味わいだということがわかりますね。

製造のこだわり

ワイルドターキーは、徹底した品質管理と厳選した原料にこだわり、変わらぬ製法でバーボン造りを行っています。

年4回の品質検査を怠らず、遺伝子組み換えのない自然なトウモロコシだけを使用します。マザーウォーターとなるのは、石灰岩(ライムストーン)の天然ろ過層をくぐりぬけ、不純物がろ過された良質な硬水。また、60年以上もの間受け継がれている自家製酵母を使用し続けており、蒸留方法や熟成樽の焦がし方までも、こだわりに妥協はありません。

すべてが見事に調和し、ワイルドターキー特有の味わいを生み出します。

最低2年以上熟成させれば「ストレート・バーボン」を名乗ることができるにも関わらず、ワイルドターキーはどれも最低5年以上熟成させています。

1954年にジミー・ラッセル氏が入社した時から変わらない伝統という歴史の深さが、ワイルドターキーの変わらぬ人気に繋がる魅力と言えるでしょう。

ボトルのリニューアルやニューリリースなど、ニュースが絶えないワイルドターキー。

選ぶのに迷ってしまうほど種類が豊富です。ひとつずつ見ていきましょう。

ワイルドターキー スタンダード


ワイルドターキースタンダードは、ノンエイジのバーボン。アルコール度数も40%と飲みやすい口当たりでありながら、ワイルドターキーらしいしっかりとした力強さも感じられます。

いわゆるワイルドターキーのベーシックボトルといったところで、バーボンらしい甘みとスパイシーさがバランスよく楽しめます。

まずは価格も手頃なスタンダードからいかがでしょうか。

容量アルコール度数希望小売価格(税込)
700ml40.5%(表示は40%)2,926円
1000ml40.5%(表示は40%)3,542円

ワイルドターキー 8年


ガツンと、濃厚な力強さが楽しめる一本。スタンダードよりワンランク上の、8年です。

アルコール度数が50.5%(101プルーフ)とかなりきつめ。しかしその強い刺激の中に、繊細な甘さとホワイトオーク樽由来のバニラ香も感じられ、度数の割には飲みやすい、といったところでしょうか。

店頭でよく見かけるのはこの8年であり、インパクトのある味わいが日本でも人気がある種類です。

容量アルコール度数希望小売価格(税込)
700ml50.5%4,158円
1000ml50.5%4,994円

ワイルドターキー 12年


10年以上の熟成が難しいとされるバーボンですが、異例の12年という長期熟成を実現させ、唯一無二の存在感ある味わいを完成させました。

一度終売したものの、2022年に待望の復活を果たした12年は、原料本来の味わいや樽香などをダイレクトに感じられます。バニラやキャラメルの凝縮した香りと、甘くスパイシーなワイルドターキーらしさ。選び抜かれた原酒たちのそれぞれが持つ個性が際立ち、圧倒的なプレミアム感を味わえます。

ワイルドターキーでしか味わえない、長期熟成バーボンのパワフルな風味をお試しください。

容量アルコール度数希望小売価格(税込)
700ml50.5%9,020円

ワイルドターキー ライ


ライ麦の原料比率の割合を増やしたワイルドターキーです。こちらはバーボンウイスキーではなく、ライウイスキーに分類されます。

ライ麦の特徴であるスパイシーさが際立ち、甘みが抑えられた商品。キレ味のあるドライな味わいが特徴で、カクテルなどにもよく使用されます。

日本ではそんなに定着していないライウイスキーですが、ピリッと感がお好みの方にはハマるジャンル。飲み方の自由度も高く、ジュースなどで割っても爽やかに仕上がるため、甘さが苦手という方は、ぜひライウイスキーに挑戦してみて下さい。

ワイルドターキーライは、比較的ライトな飲み口なのでおすすめです。

容量アルコール度数希望小売価格(税込)
700ml40.5%(表示は40%)4,532円

ワイルドターキー レアブリード


レアブリードの最大の特徴は、58.4%というアルコール度数の高さ。

ボトリングの際に一切加水をせず、ワイルドターキー本来の風味や香味をダイレクトに味わうことができる商品です。6、8、12年熟成の原酒たちをブレンドし、大胆にボトリング。

原料由来の風味と、長期熟成による濃厚なコクや深みが前面に押し出され、満足感のある飲みごたえになっています。

レアブリードも、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)で何度も受賞している、評価の高いボトルです。

容量アルコール度数希望小売価格(税込)
700ml58.4%(表示は58%)6,798円

伝統的なこだわりの製法で造られ続けているワイルドターキーは、様々なラインナップでファンを楽しませてくれるブランドです。

ワイルドターキーを語る上で欠かせない「マスター・ディスティラーの中のマスター・ディスティラー」と呼ばれる、ジミー・ラッセル氏。90歳を超えていながら現役です。

2025年2月には、在籍70周年を迎えた彼のために造られた70周年記念ボトルが数量限定発売されたことでも話題になりました。

伝統を守りつつ常に新しいことを追い求める情熱の味わいを、ぜひ感じてみて下さい。