様々なお酒がある中で、出会う機会が少ないブランデー。
なかなか飲んでいる人も見かけないお酒ですが、基礎知識だけでも知っておくと、なんだか”ツウ”な気分になれます。
ここでは知っているとかっこいい基礎知識を学びましょう!
ブランデーの基本を知ろう!
ブランデーってなに?とにかくよくわからない、という方も多いのがブランデー。
「これさえ知っていれば」という知識をお教えします。
ブランデーの原料
ブランデーとは、果実で造られる蒸留酒。原料や製造国などによって細かい呼び名はあるものの、大きく分けると2タイプです。
✅ブドウ
ブランデーの原料はブドウが主流で、グレープブランデーに分類されます。
✅リンゴや洋ナシ、べリー系などその他の果実
ブドウ以外の果実が原料の場合は、フルーツブランデーに分類されます。
ブランデーの製造方法とワインとの違い
ブランデーは、簡単にいうと「ワインを蒸留して熟成」させたもの。
収穫したブドウを圧搾、発酵させるところまではワインと同じなのです。このワインを蒸留し、樽で熟成させて造られます。
蒸留によってアルコール度数が高くなるため、ワインのアルコール度数が10〜14%なのに対して、ブランデーは40〜50%となります。また、ブランデーは主に白ブドウを使用するため、ワインとは違った琥珀色に仕上がる、というのもブランデーとワインの違いですね。
ブランデーの種類
ブランデーは、原料となる果実や製造国によって多くの種類が存在します。まずは世界三大ブランデーを知っておきましょう。
✅コニャック
フランスのコニャック地方で栽培されているブドウを原料とし、製造されたブランデー。
✅アルマニャック
フランスのアルマニャック地方で栽培されているブドウを原料とし、製造されたブランデー。
✅カルヴァドス
フランスのノルマンディー地方で製造されている、リンゴを原料とするブランデー。
これらは、AOC(フランスの原産地呼称統制)で細かい規定をクリアしないと名乗ることができません。ひとつでも満たすことができなければ、フルーツブランデーやアップルブランデーなど、違う呼び名になってしまいます。
詳しくは以下の記事で解説しています。ぜひ。
ブランデーのランク
ブランデーには熟成年数によるランクが存在します。
複数の原酒がブレンドされている場合、熟成が最も若い原酒の年数で決まります。
ボトルに記載されているので、よく見てみましょう。コニャックとアルマニャックで表記が違うので、間違えないように。
コニャック
| 等級 | 最低熟成年数 |
| スリースター(★★★) | 最低熟成年数2年以上 |
| V.S.(Very Special) | 最低熟成年数2年以上 |
| V.S.O.P.(Very Superioe Old Pale) | 最低熟成年数4年以上 |
| ナポレオン | 最低熟成年数6年以上 |
| XO(Extra Old) | 最低熟成年数10年以上 |
アルマニャック
| 等級 | 最低熟成年数 |
| スリースター(★★★) | 最低熟成年数1年以上 |
| V.S.(Very Special) | 最低熟成年数2年以上 |
| V.O.(Very Old) | 最低熟成年数4年以上 |
| V.S.O.P.(Very Superioe Old Pale) | 最低熟成年数4年以上 |
| ナポレオン | 最低熟成年数5年以上 |
| XO(Extra Old) | 最低熟成年数10年以上 |
ブランデーの飲み方

あまり馴染みのないブランデーはどう飲むのが正解なのでしょう?
基本的にブランデーは香りを楽しむお酒であり、アルコール度数も高いためグビグビ飲むものではありません。
ストレートやロックが一般的ですので、ゆっくりと味わいながら香りを堪能してみましょう。
アルコール感がキツイと感じるのであれば、ソーダ割りや水割りもおすすめ。カクテルの種類もたくさんあるので、好きな飲み方を見つけてみて下さい。
おすすめのブランデー3選
ここからは、おすすめのブランデーを3つご紹介します。
種類も多くて迷ってしまいがちな銘柄選びですが、まずは試してみましょう!
カミュ V.S.O.P INTENSELY AROMATIC
コニャックメーカーとして有名なカミュ社。カミュ V.S.O.P INTENSELY AROMATICは現在のスタンダードボトルで、フローラルなアロマを味わえる一本です。
2019年に発売された新シリーズで、ボトルのデザインも中身も新しくなりました。以前よりも樽香を抑えられていて、フルーティさが印象的です。
コニャックの入門としてもおすすめできる飲みやすさです。
容量:700ml アルコール度数:40%
ヘネシー V.S.
高級ブランデーとしても有名なコニャックメーカーのヘネシーですが、お手頃な値段で購入できる種類も豊富で、初心者にもおすすめ。
中でもヘネシーV.S.は、気軽に手にとることができ、アルコール度数も40%と親しみやすい一本です。カクテルベースとしても大活躍してくれるヘネシーのスタンダードボトルですね。
アルコールやスパイスのピリッと感がありつつも、フルーティーな香りと滑らかさが見事に調和してくれています。コニャックの若々しさとダイレクトな味わいをぜひ堪能してください。
容量:700ml アルコール度数:40%
レミーマルタン V.S.O.P.
コニャックを語る上で欠かせないレミーマルタン。こだわりが詰まった歴史ある高級ブランドで、特別な日の一杯として高い人気を保ち続けています。
V.S.O.P.は定番ボトルでランク的に最も試しやすい一本。フルーティーさと軽い口当たりが、コニャック初心者にもおすすめです。
ランクが上がるとグッとお値段も上がってくるため、まずは定番V.S.O.P.からレミーマルタンのこだわりを感じてみてはいかがでしょうか。
まとめ
高級で大人なお酒というイメージが強いブランデーですが、カクテルベースやソーダ割りなど、親しみやすい飲み方もできるお酒です。
香りを楽しむお酒とも言われるほど芳醇な香りは、ゆっくりと贅沢な時間を与えてくれるでしょう。
ブランデーが気に入った方は、特別な日にナポレオンやXOランクを試してみて下さい。驚くほどの香りの高さとまろやかさに出会うことができますよ。

