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秋の風物詩「ボジョレー・ヌーヴォー解禁!」意外と知らない基礎知識

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1980年代〜2000年代、日本で大ブームとなった「ボジョレー・ヌーヴォー」。一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。

現在は、安定的な”秋の風物詩”として親しまれているワインです。「ボジョレー・ヌーヴォー」がどんなワインなのか知らない方のために、今回は基礎知識についてご紹介します!

ボジョレー・ヌーヴォーは、ブドウを収穫したその年に造られる、フレッシュな味わいのワインです。

産地はフランスのブルゴーニュ地方、ボジョレー地区。この地で誕生する新酒のことを指します。なんと、収穫してからわずか2ヵ月で解禁日を迎えるんだそう。

つくられるのは赤ワインとロゼワインのみで、使用されるブドウ品種は「ガメイ」という黒ブドウです。

ボジョレー・ヌーボーの起源

起源については諸説あり、はっきりとは分かっていませんが、紀元前125年、ローマ人とガリア人が栽培を始めたという歴史が残っています。

また、収穫を祝うお祭りであったり、労働者のご褒美としての「新酒」という文化が、後のボージョレ・ヌーボーとなったとも言われています。

ボジョレーが正式に制定されたのは1937年。日本で爆発的な人気となったのは、1980〜2000年代です。

ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日

ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は、現在「毎年11月の第3木曜日」と制定されています。昔は11月15日でしたが、土日や祝日に重なると空輸トラブルや遅延につながることから第3木曜日となりました。

12月10日までには出荷を終えなくてはならず、この日を迎えるまで、販売することも飲むことも許されない、厳格なルールが定められているんです。

2025年は11月20日木曜日でした!もう手に入れた方はいますか?

日本で大人気になった理由

「ボジョレー・ヌーヴォー解禁!」

平成を生きてきた人であれば一度は耳にしたことがある言葉ですよね。年に一度のイベントとして、日本では大ブームとなりました。なんと輸出量の約46%が日本だったそうです。

現在は、以前ほどのお祭りにはなっていないものの、”秋の風物詩”として多くの人々に愛されています。ここでは、大人気となった背景を解説します♪

最も早く飲める国

日付変更線の時差により、世界で一番早く飲める国は日本。いち早くボジョレー・ヌーヴォーが解禁する国、ということが国民の”贅沢感”に繋がったのです。

メディアなどで「世界で一番最初に飲める国」ということが大きくアピールされることで、日本人の消費心理が動かされ、一大ブームとなりました。

時代背景とマーケティング

1980年代後半の日本はバブル景気だったということもあり、世界中の海外ブランドなど、いわゆる外国文化への憧れといったステータスを好む時代でした。

「解禁日に飲む」「手に入らない」「限定品」など、この頃の高級志向の日本人にとって最高のキャッチコピーだったんですね。

毎年、今年のワインの出来はどうなのか、さまざまな場所でカウントダウンイベントが行われたり、新聞やテレビで解禁報道がされたり、大々的なキャッチコピーをつけるなど、圧倒的なマーケティング力で「ボジョレー・ヌーヴォー解禁日」を盛り上げることに成功しました。

初心者にも飲みやすい味わい

ボジョレー・ヌーヴォーは、決して高級なワインではありません。いわゆる”本格派”のワインとは別物。採れたてのブドウで造られる、渋味が少ないフレッシュなワインです。

しかし、この軽くて飲みやすい味わいが、当時の日本人の味覚に合った、というのも人気の理由でしょう。

味で選ぶというよりは、一つの大きなイベントとして普及したこともあり、初心者でも飲みやすかったということが、流行の後押しになったんですね。

ボジョレー・ヌーヴォーは秋の風物詩

現在は、昔と比べてワイン市場も大きく拡大し、選択肢が増えました。消費者の知識も当然進化していきます。もちろんですが、「ボジョレー・ヌーヴォー」だけではなく、安価で美味しいワインもたくさんありますからね。

”年に一度の新酒”という位置づけは変わらず、安定した需要を保っています。毎年「今年はどんな味わいだろう!」と楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

ボジョレー・ヌーヴォーの種類は意外と豊富なので、飲み比べてみても楽しいですよ♪

予約しないと手に入らない!なんてことは、今はもうありません。”秋の風物詩”としてじっくり味わってみてくださいね!