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ウイスキーづくりに欠かせないマスターブレンダーとは?

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みなさんは「マスターブレンダー」という言葉を聞いたことがありますか?

「マスターブレンダー」とは、ウイスキー製造において、その蒸溜所のスタイルや味わいを決める最も重要なポジションともいえます。

今回は、その「マスターブレンダー」についてご紹介していきましょう。

マスターブレンダーの役割

マスターブレンダーは、ブランドの最終的な味を決める人であり、各蒸溜所の最高責任者と言われる存在です。

原酒の構成案や開発だけでなく、一貫性をもつブランドの味わいを保つことなど、非常に高い知識やセンスを求められる役割を担っています。

ブレンダーの長をチーフ・ブレンダー、最高責任者をマスター・ブレンダーと呼びます。

開発

新商品や限定品などの商品開発は、訓練を重ねたマスターブレンダーの重要な任務。世界中の蒸溜所でウイスキー生産が行われている中、独自の味わいや個性を生み出すことは容易ではありません。

ウイスキーづくりに関わる全ての工程を熟知した上で味わいを分析し、開発していきます。繊細な観察力と試作を繰り返し、ブランドの個性を生み出すセンス。それは知識や技術だけでなく、ウイスキーづくりに対する情熱とも言えるでしょう。

ブレンド

マスターブレンダーは、樽や原酒を選定し、幾度となくテイスティングを繰り返します。仕上がりが異なる原酒たちの特性を嗅ぎ分け、決まったレシピ通りの味わいになるようブレンドしていくことになります。

何百種類の原酒をテイスティングする集中力、判断力、分析力など、多くの経験と知識が求められ、過去のデータに対する記憶力も欠かせません。自身の味覚や体調管理も重要な仕事になります。

品質管理

ブランドを生産し続けるには、味わいの一貫性を維持しなければなりません。そのために原料はもちろん、蒸溜所の特性や樽・原酒の状態、数年先を見越した仕込みなど、品質に関わる管理を行うのもマスターブレンダーの仕事です。

ここで重要なのが、蒸溜所のスタッフとの連携。最終的な判断はマスターブレンダーに託されるわけですから、「信用と安心」がカギになるとも言えるでしょう。

マスターブレンダーへの道

各蒸溜所によって多少異なる部分もあるものの、マスターブレンダーになるために必要な経験やトレーニング、能力は変わりません。ブレンダーになるまでには、約10年の経験が必要とも言われています。

”変わらないもの”と”新しいもの” そのどちらも求められる最高責任者。ウイスキーづくりに対する熱い気持ちがなければ到底到達することはできない道のりです。

今回は、ウイスキーづくりに欠かすことのできない「マスターブレンダー」についてご紹介しました。

銘柄独自の個性は、各蒸溜所のブレンダーのセンスと技術、そして情熱によって生み出される、まさに芸術です。

マスターブレンダーの思いとともにウイスキーを味わってみて下さいね。